令和6年6月28日、善通寺市議会において、定例会が開催された。
本日の議事は、各議案についての審議を中心に進められた。
特に、令和6年度善通寺市一般会計補正予算(第2号)が大きな焦点となった。
総務委員会委員長の真鍋範子氏は、この補正予算について詳細な報告を行った。
その中で、定額減税補足給付金が約6000人を対象に2億5000万円が計上されていると説明した。
また、給付手続きについては、マイナポータルを利用することも予定されているとのことだ。
続いて、建設経済委員会の川向武氏は、補正予算に関連するインバウンド誘客推進事業についても報告した。
この事業では、四国八十八カ所を舞台に外国人観光客向けのコンテンツを造成する。
国費2000万円、市費1000万円がかけられる見込みで、市民にとっても経済的な利益があると強調した。
教育民生委員会の田中康隆氏は、非課税世帯向けの支援について問題提起を行った。
市民への通知方法について市が細心の注意を払うと説明した。
加えて、新型コロナウイルスワクチンの定期接種化についても言及し、現在の感染状況が比較的落ち着いていると述べた。
それに続き、議案第2号として善通寺市税条例の一部改正が議題に上がる。
この改正は、公益信託制度の改正に伴うものであり、総務委員会の真鍋氏が再度報告を行った。
質疑はなく、採決の結果、原案の通り可決された。
また、議案第3号、議案第4号として、土地改良事業の分担金徴収条例の一部改正と計画概要についても一括審議される。
議論は滞りなく進展し、両議案とも原案の通り可決された。
更に、議案第5号の公平委員会の委員選任について、市長の辻村修市長が説明を行い、こちらも異議なく同意された。
最後に、議長が各常任委員会による閉会中継続調査についての申出を承認し、今期定例会は全議題において議論を終了した。
次回の会議に向けた準備も進めることが期待される。