令和6年第4回丸亀市議会6月定例会が開会した。会期は6月21日まで18日間と決定された。
議長の三宅真弓氏が辞職の意向を示した。議会はその件を日程に追加し、辞職を許可した。
同日、次期議長の選挙を行い、福部正人氏が新たに議長に選出された。福部新議長は、新しい議会運営の実現に向けて力を尽くすと誓った。また、福部氏は市民福祉の向上も重視すると述べた。
副議長の香川勝氏も辞職を表明し、同様に迅速に辞職の許可が与えられた。次に副議長選挙を実施し、横川重行氏が新しい副議長に選出された。横川氏は議会の円滑な運営に努める考えを示した。
議案の審議が続く中、議案第59号から第64号までの一括議題が提案された。市長の松永恭二氏は、補正予算や条例改正案について詳細に説明した。特に、令和6年度一般会計補正予算の額は704億7,503万7,000円となり、地域の防災対策や市民の生活支援を強化すると強調した。
議案第60号では、下水道条例の改正が提案され、排水設備工事責任技術者の兼任を認めるという内容が含まれている。議案第61号は新たに設置される医療的ケア運営協議会に関するものである。議案第62号の少年育成センター条例改正案についても話が進められている。
議案第65号においては、公平委員会委員の選任に関する提案が通過した。議会はこれらの議案についての意見を聴くと共に、細かい内容の検討を進める可能性も示唆された。議会は、市民の声を反映した透明性のある議会運営に引き続き取り組む考えを持っている。