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南海トラフ地震対策に向けた丸亀市議会の議論

令和6年第2回丸亀市議会では、南海トラフ地震への備えや能登半島地震の教訓を踏まえた施策が議論されました。
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令和6年第2回丸亀市議会3月定例会が、令和6年2月29日に開催され、さまざまな重要事項が議論された。

この会議の中で最も重要なテーマの一つは、南海トラフ地震への備えである。議員の真鍋 順穗氏は、昨年の能登半島地震を教訓として、地震に備えた丸亀市民の安全確保策について言及した。市長の松永 恭二氏は、地域防災計画や大規模災害時業務計画の重要性に触れ、さらなる対策強化への意欲を示した。

真鍋氏は、特に南海トラフ地震に関する具体的な危険性を説明。専門家の見解に基づき、巨大地震がいつ、どこで起きてもおかしくない状況であると力強く訴え、市民への対策を促すよう求めた。市長は、この教訓を踏まえたうえでの施策について、「過去に経験した大規模地震からの学びを次に生かす」と強調した。

次に、急増する消防団員の確保と待遇改善についても議論された。このテーマについての質疑の中で、消防長の浪指 孝章氏は、職員数が減少している現状を打破するための具体的な取り組みを説明し、消防団員がより魅力的に感じられる組織づくりが求められた。

また、丸亀城のお堀の水質浄化対策についても注目が集まった。松永市長は、環境問題にも配慮しつつお堀の水質改善が進められていることを報告。特にアオコの発生対策として、栄養塩の流入抑制や底質改善の方法が必要不可欠であることを指摘した。

このように、本市議会では、昨年の大規模地震の影響や、将来のリスクに備えるための多岐にわたる施策が取り上げられ、市民に寄り添った行政運営が求められていることが浮かび上がった。今後も市民の安全・安心な生活の確保に向けて、具体的な行動が何よりも求められる時である。

議会開催日
議会名令和6年第2回丸亀市議会3月定例会
議事録
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