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善通寺市議会、一般会計補正予算など可決

善通寺市議会で令和3年度一般会計補正予算などが全会一致で可決され、地域経済支援が強調される。
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令和3年9月、善通寺市議会の定例会が開催され、複数の議案が審議された。中でも特に注目されたのは、一般会計補正予算などの財政関連の議案であり、地域の重要な課題に対応するための取り組みが強調された。

議案第1号、令和3年度善通寺市一般会計補正予算について、総務委員会委員長の山根千佳氏が報告した。この中で、880万円の修繕費減額について総合会館トイレの改修工事に組替えを行うと述べた。さらに、クレジットカード利用者の増加に伴う手数料の予算不足について今後の対策を検討する意向を示した。

続いての審議では、建設経済委員会委員長の牧田嘉己氏が、特に商工振興費について触れた。申請件数が想定を下回った理由として小規模事業者の経営状況を挙げ、余剰となる国庫支出金を他の事業に充てる考えを示した。議会内では、この問題への理解が得られるよう議論が必要との意見も出された。

また、教育民生委員会の真鍋範子氏が、子ども・家庭支援センターのリニューアルについて説明した。新たな指定管理者による運営が行われることになり、地域の連携を深めることが期待されている。特に、リニューアル後の運営が如何に市民のニーズに応えるかが重要なポイントとされた。

議論が続く中、議案第13号である補正予算(第4号)の採決では、プレミアム付商品券事業が提案された。これはコロナ禍での市民生活や地域経済の支援を目指すもので、1億5千900万円の補正が盛り込まれていることが議会内で評価された。一定の賛同は得られたものの、財源のため実施までの時間的問題などへの懸念も残る。

最後に、コロナ禍による経済影響への対処として、地方税財源の充実を求める意見書が可決された。地方自治体が抱える財政の厳しさを背景に、国への要望が強調され、議会は一丸となって地方税制度の改正を求める考えを示した。

これらの議案は最終的に全会一致で可決され、善通寺市の将来を見据えた重要な対策が進められることが期待される。

議会開催日
議会名令和3年9月定例会 善通寺市議会
議事録
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