令和元年9月定例会は、さまざまな議題が挙げられた。特に多くの議案が質疑および審議の対象となった。
議長の寿賀崎 久氏は、会期を本日から19日までの15日間とすることを提案し、異議なしと認められた。
報告された市政の概要として、平岡 政典市長が人事行政について、職員採用試験の実施や合格者数を報告した。一般行政職では172名の受験者があり、53名が合格したとのことだ。
また、本年度の普通交付税の総額は約15兆2,100億円、善通寺市における交付決定額は約30億3,241万円であり、前年より減少している。市長は特別交付税の確保に向けた努力を強調した。
続いて、平岡市長は人権行政や環境行政についても報告し、家族イベントやセミナーを通じての啓発活動を紹介した。具体的には、第15回男女共同参画セミナーや、環境探険隊を開催したことが述べられた。環境に関する取り組みにも力を入れ、リサイクル自転車の申し込みが73件あったことも報告された。
次に、平成30年7月豪雨による農林災害復旧事業が進行中であることも伝えられた。復旧の進捗状況について市長が説明し、事業完了を令和2年3月に予定していることも言及した。
教育行政に関しては、スポーツにおける市内中学生の活躍がHighlightされた。特に、香川県中学総合体育大会での女子ソフトボール部の優勝を含む多くの好成績が報告されたことが、参加した議員からも注目された。
最後に市長は、令和元年度に提出される議案について審議を求めた。全26件の議案の中には、補正予算や条例の制定が含まれており、市民生活への影響が大きいものである。また、議会はこれらの議案を委員会に付託し、適切な審査をお願いしたいと締めくくった。