令和5年6月20日、善通寺市議会は定例会を開催した。
立法機関である議会の役割が、市民生活にどのように影響を与えるかが焦点となる定例会である。
議長の金崎 大和氏は、日程を述べ、会議の開会を宣言した。
会期は本日から7月3日までの14日間に決定し、議員間に異議はなかった。
続いて、会議録署名議員として長崎 彰夫氏と真鍋 範子氏を指名した。
続く議題では、これまでの市議会活動が報告された。
報告では、香川県市議会議長会総会や全国市議会議長会総会での審議内容が紹介された。
市長の辻村 修氏は、市政報告を行い、市立小中学校の在籍児童数について言及した。
特に、一般会計の実質収支は黒字が見込まれ、税収の安定を示した。
g 市政における重要な議案として、善通寺市一般会計補正予算が提案された。特に新型コロナウイルス感染対策や物価高騰対策が盛り込まれているという。
補正額は歳入歳出共に1億3,400万円が追加され、歳入歳出予算総額は143億1,500万円に達する。
その後の議題では、税条例の改正や子育て支援条例、火災予防条例の改正が提案された。
税条例では、令和6年度から新たに森林環境税が導入される。
この新税は、個人住民税と併せて賦課徴収される予定だ。
市長は、各議案の提案理由を説明し、土木職や消防職の職員採用についても言及した。
中でも、消防職員の研修や債権管理の具体的な状況も報告され、今後の取り組みに期待が寄せられた。
さらに、官民連携で観光事業が活性化される様々なイベントが計画されており、地域振興につながると見込まれる。
表彰状伝達では、4名の議員が地方自治の進展に寄与したことが認められ、感謝の意が表された。