コモンズ

善通寺市定例会、市政報告で決算8件を認定

令和元年12月善通寺市議会定例会で、決算8件の認定がされ、市政報告も行われました。
記事公開日:
議会開催日:

善通寺市の令和元年12月定例会が開かれ、重要な議題がいくつか討議された。この定例会は、12月6日に開催され、13日間の会期が設定された。

まず、会期の決定について、議長の寿賀崎 久氏は「これより令和元年12月定例会を開会いたします」と述べた。市政報告では、平岡 政典市長が市政の進捗状況を報告し、特に人事行政や環境行政に焦点を当てた。

人事行政に関しては、11月5日に実施した職員採用試験の結果などが報告された。平岡市長は「一般行政職2名、消防職2名、幼稚園教諭・保育士3名の合格者を決定した」と発表した。

環境行政の取り組みについては、11月10日と12月1日に行った河川清掃活動の参加者数約4,090名が示され、市民の環境美化意識の高さが強調された。すると、安井 一博議員が「定期的な清掃活動が重要である」と述べ、活動の継続への意義を語った。

次に、市政報告の中では、戦没者追悼式が実施されたことが取り上げられた。約300名が参列し、戦争犠牲者の冥福を祈るとともに「恒久平和への誓いを新たにした」と平岡市長が強調した。

その後、議案の審議に移り、認定されるべき8つの決算は一括で議題にされた。特に高齢者福祉や介護の決算は注目され、各議員から質疑が相次いだ。内田 信吾議員が「高齢者支援を遺漏無く行うべき」と発言する一方で、財政状況に懸念を表明する議員もいた。

議案の採決では、平成30年度決算が次々と認定され、「特に民生費や教育費に関して市民の要望を反映させる必要がある」と内田 等氏が述べた。市長は「市民の生活向上に貢献できる予算の運営を目指す」と約束した。さらに、議案第15号の自転車駐車場条例の改正では、子育て世帯に対する経済的負担軽減が図られることになった。

このように、善通寺市議会の定例会においては、財政運営に加え、市民の要望を反映させる施策の重要性が確認された。各議員の発言を通じて、市民生活に根ざした議論が展開され、今後の市政運営への期待が高まる定例会となった。

議会開催日
議会名令和元年12月善通寺市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事は議会録の内容を正確に反映しており、主要な議題や決算報告、決議が記述されている。
説明文の評価内容は議会録を反映しており、開催日、議題、決算について適切に要約しているため、十分に関連性がある。
本文の評価内容は議会録に基づいており、特に市政報告と決算認定に焦点を当て、議会の傾向を正確に伝えているため、適切である。

中部地区の最新記事

まんのう町丸亀市多度津町宇多津町琴平町 の最新記事です。