令和4年9月定例会が善通寺市議会にて開催された。会議では市政に関する重要な議題が取り上げられ、議論が活発に行われた。
まず、会期は本日から9月12日までの14日間と決定される。議長の寿賀崎 久氏は、議員の参加に感謝し、スムーズな進行を目指すよう指示を行った。
市長の辻村 修氏からは、市政報告が行われ、新型コロナウイルスのワクチン接種状況が報告された。全人口に対する3回目接種率は65.59%であり、県平均を上回る実績を示している。また、4回目の接種についても積極的に進められていることが伝えられた。
一方、市政報告には生活支援策としての子育て支援給付金や、事業者への支援としての臨時交付金も含まれている。特に子育て支援給付金は2,510世帯に対し2億2,035万円が給付された。市内事業者への支持が強く求められる中で、これらの措置は影響を及ぼす。
また、特に注目すべきは新たに締結された協定である。辻村市長は、損害保険ジャパンなどとの協定を結び、災害時の迅速な対応を図る取り組みが行われていることを明らかにした。このことは市民の安心・安全を確保する重要な施策の一環である。
続いて、議案の審議に移る。議案第1号の専決処分の承認が確認され、選挙費用の確保を目的とした補正予算が必要であると説明された。この補正予算案は、歳入歳出それぞれ2,700万円を追加するものであり、154億3,300万円に達する。
さらに、議案第2号およびその他の議案も一括で審議され、いずれも地方自治法に基づき必要な手続きが進められた。具体的には、育児休業に関する条例の改正や市営住宅条例の改正が提案され、これにより市民生活の向上を図る方針が示された。
最後に、認定第1号から第7号に関する決算が一括して審査され、全体としての健全な財政運営が確認された。特に一般会計は186億円を超える歳入があったことが強調され、市民への透明性と説明責任が重要視されている。