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新庁舎の市民見学や避難計画を議論

善通寺市議会では新庁舎の市民見学や避難行動計画について議論され、市民の期待に応える具体的な取り組みが期待される。
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令和3年6月17日に行われた善通寺市議会の定例会で、市民の非常に高い関心を集めている新庁舎の市民見学について、今後の具体的な方向性が示された。この新庁舎は、約50年ぶりの建て替えであり、市民がこれからも利用しやすい環境づくりを目指している。

新庁舎見学に関する取り組みとして、総務部長の芝秀和氏は、完成式典及び内覧会の進行方法について言及し、来年の供用開始後には市民を対象とした見学の授業を行い、実際に市の機能を体験できるような取り組みが想定されていることを説明した。

災害における個別避難計画の重要性も強調された。保健福祉部長の佐柳学氏は、避難行動要支援者名簿を基に、335名の個別避難計画を策定した報告も行った。この計画は、災害時における迅速な避難と市民の安全を確保するものであり、その活用法についても具体的な指針を示した。

また、犬のふん害問題についても言及され、放置されたふんへの行政の対策が求められた。市民生活部長の宮川庄造氏は、飼い犬の散歩時にふんを適切に処理する重要性を強調し、啓発活動を通じて市民への意識を高める方策が必要であるとした。市内での犬のふん対応についても相談が多く寄せられており、これに対する行政の役割が求められている。

最後に、農林行政についての質問では、新規就農者育成事業など今後の支援策についても話題となり、産業振興部長の尾崎篤君は、過去の実績を振り返りながら今後の企画についての検討を約束した。市全体の担い手不足の問題解決には、多方面からのアプローチが必要であることが再確認された。

これらの議論と今後の具体的な対策が議会内で交わされ、市民生活に直結する問題への取り組みがなされることが期待される。市は今後とも、市民の安心安全の確保と地域活性化に努める意向を示した。

議会開催日
議会名令和3年6月定例会 善通寺市議会
議事録
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