令和5年12月5日、善通寺市議会が開会し、会期が12月18日までの14日間に設定された。議長の金崎 大和氏は、議会日程に関する配布資料を参照し、議事を開始した。
今定例会の主要な質問事項に関して、市長の辻村修氏は市政報告を行い、市制施行70周年の記念式典に関する報告をした。
式典では91名の市政貢献者が顕彰され、記念パレードも盛大に開催されたことが述べられた。また、令和6年度からのデマンド型乗合サービス「チョイソコぜんつうじ」の本格導入も報告された。
市長は、新たな公共交通サービスについて「地域住民の移動支援策としての役割を果たす」と強調し、期待感を示した。一方で、これまでの公共交通についても見直しの必要性があることを示唆した。
日程第5として審査参加者による報告が行われた。継続審査議案や予算案が審議されたが、特に令和4年度の決算が審議され、様々な質問とその回答が交わされた。
委員長の竹森 千津氏は、決算審査における質疑を行った。
税務や社会教育施設の様々な問題が提起される中、税収の取り扱いや市民サービスの掲載内容が議論された。税制の公平性や収入未済額への対策についても詳細に議論が重ねられ、問題点とその改善策が模索されている。
最後に、今後の運営方針について、市長は市議会との連携強化を図る考えを示し、より一層の市民サービスの向上に努めることを約束した。