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令和4年3月定例会、地域課題解決に向けた具体策を議論

令和4年3月の定例会では、自転車損害保険の義務化や広報活動、住宅リフォーム助成制度など地域課題の解決策が議論されました。特に子どもたちの公園利用促進が強調されました。
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令和4年3月定例会では、地域の重要な課題が議論され、特に自転車損害保険の義務化や市からの情報提供ツールの向上が注目を集めた。議長の林野忠弘市長が開会を宣言した後、議員からの質問が続いた。

まず、公園整備に関する提案が上がった。市の大規模公園や小規模公園における整備状況は、地域住民から子どもたちが楽しめる遊具の不足が指摘されている。大西智晴議員は、近隣市町が充実した施設を持つ中で、善通寺市の公園が子どもたちに魅力的ではないという実態を述べ、今後の整備方針の見直しを求めた。

次に、自転車損害保険の義務化については、特に高齢者や未成年者の利用者が増加する中で、地域全体での意識向上と保険の促進策が求められた。市民生活部長の宮川庄造氏は、香川県が進める取り組みと共に、本市でも更なる広報活動を行うことを約束した。例えば、丸亀市が行っている施策の例を引き合いに出し、本市でも支援策を考慮すべきとの声があった。

また、現在進行中の住宅リフォーム助成制度に関連して、内田信吾議員から効果的な広報活動の重要性が強調された。市の施策として実施されているこの制度は、工事費に対して大きな経済効果をもたらしているが、さらなる利用促進が求められると言及された。

新型コロナウイルスの影響に関しても、検討中の施策が視野に入れられている。特に、5歳から11歳の小児ワクチン接種の早期実施が進められており、保健福祉部長は家庭への支援策の確立にも意欲を示した。感染が広がる中で、孤立した市民に対する食料品の提供計画についても調査研究が進められる見通しである。

このように、善通寺市議会では、数々の重要なアジェンダが議論され、地域の課題解決に向けた取り組みが進められていることが示された。最後に、議会は次回の集中会議を経て、さらに具体策を検討していく方針である。

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議会名令和4年3月善通寺市議会定例会
議事録
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