令和6年1月26日に善通寺市議会臨時会が開催された。
出席したのは16名の議員で、議長は金崎大和氏が務めた。
主な議題は、令和5年度善通寺市一般会計補正予算(第7号)であった。市長の辻村修氏は、物価高騰の影響を受けた支援事業や必要な補正について説明を行った。
補正予算は、歳入歳出合わせて7882万7000円を追加し、総額161億300万円となる。特に、住民税均等割のみ課税世帯への支援として、各世帯に7万円を支給する計画があるとした。さらに、18歳以下の子ども1人当たり5万円を上乗せすることを伝えた。
防災管理費に関しても触れ、全国瞬時警報システムの機器購入費に205万7000円を計上する必要があるとも述べた。債務の均衡を図るため、国庫支出金にも調整を行っている。具体的には、物価高騰対応地方創生臨時交付金を9957万円増額し、新型コロナウイルス関連の交付金を減額している。
会期は1日間と決定され、議案に関する質疑は通告なく終了した。市長の提案は承認され、議案第1号は無事可決された。最後に議長は、全ての議事が終了したことを報告し、臨時会を閉会した。
此次臨時会は、市の財政の安定と住民支援へ向けた重要なステップと捉えられている。この会議の実施は、民生費の充実などを通じて、地域住民の生活向上に寄与することが期待されている。