令和4年6月24日、善通寺市議会で行われた定例会では、重要な議題が取り上げられた。
特に、一般会計補正予算(第3号)についての議論が活発であった。総務委員会委員長の山根千佳氏は、歳出の詳細について説明を行い、具体的には、総合会館の改修事業に関する議論が行われた。新庁舎での備品利活用が提案され、特に会場運営業務委託料の合算案についても議題に上った。
さらに、市民生活や中小企業の支援についての予算案が含まれており、特にコロナ禍や物価の高騰が影響を与えている現状が指摘された。金崎大和議員は「この予算は市民生活を守るため重要である」と述べ、支援の必要性を強調した。
また、今回の定例会では選択的夫婦別姓制度に関する意見書も審議された。真鍋範子教育民生委員会委員長は、社会の多様性を踏まえた法制化への意見書を作成する必要を訴え、それに対する議員の共通認識が得られたと報告した。特に、旧姓の通称使用や結婚に伴う姓の選択についての現行制度の見直しが求められている。
最終的に、全ての議案は賛成多数で可決され、議会の運営は円滑に進行。閉会後には市民の期待に応える予算の執行が求められる。