令和3年4月臨時会が開催され、善通寺市の重要議題が議論された。
会期は本日1日間と決定され、出席議員は16名であった。
議長の氏家寿士氏が開会を宣言し、日程に沿った議案が次々に審議された。
日程第3では、令和3年度善通寺市一般会計補正予算(第1号)が議題に上がった。
市長の平岡政典氏が提案理由を説明。補正予算は、低所得の子育て世帯向けの支援金や新型コロナウイルス対応の経費を含むもので、追加額は歳入歳出それぞれ1億3,500万円。全体の予算規模は163億円に達する見込みだ。
この補正によって、児童扶養手当の受給対象への支給や、ワクチン接種に協力する医療機関への協力金が計上されている。
内田等氏からは、ワクチン接種実施医療機関への協力金としての30万円の考え方に関する質疑があり、保健福祉部長の佐柳学氏が回答。協力金は接種体制を整えるためのもので、接種人数には関係がないとの説明がなされた。
その後、議案第1号は原案通り可決。続いて、日程第4の議案に移行し、税条例の改正について審議が行われた。市長は令和3年度における税制改正に関する内容を説明し、緊急で必要な改正が行われることを強調した。
議案2号及び議案3号も異議なく承認され、全ての議題は円滑に進行した。議長の氏家氏は議会の閉会を宣言し、会議は午前9時14分に終了した。
この臨時会では、昨今の新型コロナ対策が中心となり、地域住民への支援策が色濃く反映された議論となった。