令和元年6月20日、西条市議会のごみ対策調査分科会が開催された。
出席した委員たちは、道前クリーンセンターの施設整備に関する重要な議案について議論を行った。特に、同センターの基幹的設備改良の必要性が強調された。施設の老朽化が進む中、急を要する対応が求められているとの現状が示されている。
田坂道前クリーンセンター施設整備室長は、昨年実施された調査に基づき、焼却設備の健全度が低い機器が多く確認されたと述べた。機器の摩耗や腐食が主な原因であるとの説明があった。施設の更新には長い時間がかかるため、今後の安定運営には大規模な修繕が必要との見解が示された。
委員たちは費用面から、通常の修繕と国の交付金を活用した基幹的設備改良を比較した。基幹的設備改良を実施することで、将来的な財政負担の軽減が期待できるとの意見が共有された。さらに、道前クリーンセンターの整備方針は、改良後に更新を行うことが適当であるとの結論に達した。
質疑では、基幹的設備改良のスケジュール案や、整備にかかる費用が具体的にどの程度かとの質問が相次いだ。田坂室長は見込まれる修繕費用は約1億2,000万円程度とし、定期点検を年2回実施する必要があると説明した。さらに改良工事が前倒しされることによるメリットについても具体的に答弁し、全体の費用負担軽減について意義を説いた。
今回の会議では、道前クリーンセンターの基幹的改良を行い、10年間の運用を経て新施設への移行を目指すとの見解が固まるとともに、予算案に対する理解が深まった。議論を通じて、委員たちは環境保護と財政健全性の確保を両立させる方策に取り組む必要性を認識した。