令和5年第5回周南市議会定例会が9月5日、周南市議会で開会された。会議では、議事日程に沿って各議案についての報告や質問が行われた。最初に、会議録署名議員の指名に関する内容が確認され、次に会期を本日から9月22日までの18日間とすることが決定された。
続いて、提出された書類に関する諸般の報告があった。公立大学法人周南公立大学の財務状況に関する書類提出や、公益財団法人各団体の事業報告が報告された。また、経済状況を考慮し、地域における各種施策の進捗状況や今後の計画についても説明があった。特に、周南公立大学の令和4年度の決算については、初年度の収支が注目された。
企画総務委員会からは「観光行政及びコンベンションシティに関する調査」の中間報告があり、地域振興や観光促進のための新たな施策が提案された。教育福祉委員会からは学校給食に関する調査の結果が報告され、給食費の改定についても言及された。
環境建設委員会は、道の駅に関する調査と古川跨線橋大規模更新事業に関する状況を説明。特に道の駅については地域活性化に寄与する施策が強調された。
すべての議案について質疑が行われ、特別委員会の設置や中間報告の内容が住民説明会に臨む際の効率的な方策として提案された。文化振興財団の不祥事に関しても、議会が特別委員会を設置し調査を進める旨も伝えられた。
各議案については最終的に合意が得られ、議会は合意した内容を基に議決が行われることになり、この日の会議は円滑に進行したことが示された。