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下松市議会定例会で空き家対策や高齢者支援が議論

下松市議会定例会で、空き家や野犬対策、高齢ドライバーの交通事故防止についての議論が進む。市の施策強化が期待される。
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令和6年6月18日、下松市議会において定例会が開催された。

本日は、さまざまな議題に関して議員からの一般質問が行われた。

特に、空き家問題や野犬・野良猫の対策についての議論が注目を集めた。

木原愛子議員は、空き家の現状と課題について質問し、市の特定空き家の件数や相談件数について明らかにした。

市としては、現在管理不全な空き家が1,280件存在し、その中で特定空き家に認定されているのは3件のみであると報告された。

この件については、その所有者に対して適切な管理を促しているとのことだ。

また、野犬については、令和4年には185頭が捕獲され、飼い主のいない猫に関しては、県の方針により直接的な捕獲は難しいと説明された。

このような状況を踏まえて、野良猫や野犬の効果的な対策が求められる中、地域の意識啓発やマナーの向上が必要であると強調された。

加えて、高齢ドライバーの交通事故防止に関する施策も議題に上がった。

近藤康夫議員は高齢者による交通事故の現状を指摘し、対策として高齢者教室や交通安全講習が行われていると発言。

これに対して、車両の安全装置や新技術を利用するための助成制度の導入も提案された。

さらに、災害対策に関しても議論があり、特に水災害の危険性について議員からの意見が相次いだ。

災害時には迅速な避難が求められるため、避難所の機能や連携が強調された。

これに関連して、災害ボランティアセンターの必要性とその設置場所についても意見が交わされた。

また、産科医療についても山根栄子議員からの質問があり、下松市には産婦人科の医療機関が存在せず、市外での出産が一般的であることが指摘された。

これに対して市長は、医療機関の誘致は難しいが、周南記念病院などとの連携を通じて医療体制の充実に努めているとした。

産科医療の確保に向けた施策の強化が求められ、多様な支援策を検討する姿勢を見せた。

議会開催日
議会名令和6年6月第4回下松市議会定例会
議事録
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