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新型コロナ対策と鹿野支所整備議論が中心の臨時会

令和3年第1回周南市議会臨時会が開催され、新型コロナウイルス対策や鹿野支所の整備について議論された。
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令和3年第1回周南市議会臨時会が開催された。議題には新型コロナウイルス対策や施設整備に向けた報告が上がった。

会議では最初に、会議録署名議員の指名が行われ、金子優子議員と小池一正議員が選ばれた。その後、会期は本日から1月29日までの2日間と決定された。

続いて、報告第1号として、損害賠償の額を定めることに関する専決処分が報告された。市道の維持管理業務で発生した事故について、建設部長の野村正純君は、「過失割合を市10割とし、損害賠償額は47万5,551円」と説明した。また、「交通安全意識の啓発に努めている」と強調した。

その後、企画総務委員会の中間報告が行われ、鹿野総合支所施設整備に関する調査が発表された。委員長の清水芳将議員は、住民説明会の開催実績を示し、現在地の建て替えを求める要望が多いことを報告した。双方の意見を聞き取る必要があるとし、市長が住民に直接意見を伺う場を設ける計画があると明らかにした。

議案として、令和2年度周南市一般会計補正予算(第15号)が提案され、補正は新型コロナウイルスのワクチン接種に必要な経費として、5,868万1,000円の増額が求められた。市長の藤井律子君は、ワクチン接種に係る業務3件を追加する債務負担行為の補正も説明した。

質疑では、議案内容に関する不手際について疑問が呈され、議員から市民への情報開示の重要性が指摘され、今後の改善策を求める声もあった。市側は、対応の改善に向けて対策を講じることを約束した。

一方、周南市立中学校条例の一部改正案では、和田中学校の廃校と富田中学校への統合が説明された。質疑では、これらの改正の背景に関する詳細な説明が求められたが、特報告などはしっかりと通じた模様である。

一連の議題を受け、自治体としての責任を果たすため、十分な説明責任を果たしていく姿勢が示された。これにより、今後の施策に対する理解と協力を強める様子が伺えた。次回の本会議は1月29日とされている。

議会開催日
議会名令和3年1月周南市議会臨時会
議事録
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