周南市議会全員協議会が令和5年6月23日に開催され、監査委員の選出を巡る参考投票が実施された。
議長の長嶺敏昭議員は冒頭、自らが議会で示すルールに従い、選挙方法を説明した。候補者が過半数に達しない場合、その上位2名による決選投票に臨むことを明言した。
今回の投票では、30名の出席議員から有効票が30票集まり、友田秀明議員が15票で最多得票を獲得した。これに対して、田村勇一議員が8票、小池一正議員が4票、渡辺君枝議員が3票という結果が報告され、結果的に決選投票に進むこととなった。
続いて議場は閉鎖され、再度の投票が行われた。立会人に指名されたのは、魚永智行議員と江﨑加代子議員であった。この決選投票では、有効投票が27票、無効投票が3票との分析がなされた。
最終的に、友田議員が19票を獲得し、田村議員を8票に押さえ込み、市長に推薦されることが決定した。このように、周南市議会はスムーズに監査委員の候補者選出を終え、審議を続けていく姿勢を示した。