令和2年7月22日、周南市議会は第5回定例会を開催した。
会議では、議案や陳情の審議に加え、各常任委員会の中間報告が行われた。特に、新型コロナウイルス関連の問題が注目を浴び、関連する報告や議論が多く見られた。
まず、議案について。この日は、22件の議案や陳情が提案され、教育福祉委員会による「子ども関連施設に関する調査」や環境建設委員会による「古川跨線橋大規模更新事業に関する調査」が報告された。委員長の報告によると、福川南幼稚園では利用者の減少が顕著であり、令和3年度には廃園に向けた取り組みが進められる予定だ。利用者はわずか3名にまで減少。
次に、環境建設委員会の調査では、古川跨線橋の架け替え工事が始まり、通行止めの影響は比較的軽微であることが報告された。市は周知活動に努め、周辺の交通状況に大きな混乱はなかったと確認しているが、今後も交通量調査を続け、必要な対応を検討するとのことである。
また、提案された新型コロナウイルス対策陳情が採択された。これにより、市民の感染予防に向けた取り組みの強化が期待されている。
加えて、徳山大学公立化に関する調査も進行中で、専門のコンサルタントによる分析が検討されている。市民に対する公立化の影響やメリットが次第に明らかになりつつあり、今後の動向が注目される。
最後に、陳情第1号については市民の不安を軽減する施策が求められているとし、今後の対応に期待を寄せる意見が相次いだ。この日は全体として多くの重要課題が議論され、各委員会の報告を受けて今後の施策が進められることが期待されている。