令和5年6月5日、周南市議会は臨時会を開き、重要な議案を審議した。
この会議では、特に一般会計補正予算に関する議案が注目された。
議案第52号として提出された令和5年度周南市一般会計補正予算(第2号)は、全会一致で承認された。
これに関し、予算決算委員長の遠藤伸一議員が質疑の中で、債務負担行為補正の内容について説明した。
彼は、住吉学校給食センターに関連する借上料の見積もりを複数業者から取得し、交渉を経て補正が必要になったと述べた。
また、議案第56号の令和5年度周南市一般会計補正予算(第3号)についても同様に、質疑の結果、全会一致で可決された。
この補正において、特に新型コロナウイルス対策の一環として住民への給付金支給が焦点となった。
加えて、特別勤務手当支給条例の改正を含む議案第53号と、税条例の改正に関する議案第54号も全て承認された。
また、工事請負契約の一部変更に関する議案第55号も、問題なく進行し、議論は円滑に進んだ。
議題の最後に、副市長の佐田邦男氏が退任のあいさつをし、これまでの成果や今後の周南市の対応について述べた。
彼は特に、コロナ禍において対応を行いながらも子供・子育て支援に注力し、地域の発展を誇りに思うと語った。
本日の臨時会は、予定通り終息し、閉会となった。
これにより、次回の議会に向けた準備が進むことになる。