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周南市議会、補正予算や経営状況を審議

令和2年第10回周南市議会定例会では、経営状況報告や823億円の補正予算が審議された。
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令和2年第10回周南市議会定例会が12月1日に開催され、重要な議案が審議されている。

最初に会期が決定され、18日間にわたる会期中、様々な議案が提案されることとなった。議会では、新型コロナウイルス感染症対策が講じられ、手指の消毒やマスク着用が義務づけられている。特に、今会議の焦点となっているのが、大津島巡航株式会社の経営状況に関する報告であった。

都市整備部長の有馬善己氏は、新型コロナウイルスの影響で旅客数が大幅に減少したと述べた。これにより、事業報告では6万5,668.5人の旅客数と、2,962台の自動車航送台数が記録されたことが報告された。また、年度の途中で夜景クルーズ船の休止が余儀なくされ、経営状況が厳しいことが指摘された。

質疑応答の中で、中村富美子議員は夜景クルーズ船が収益に寄与するか疑問を呈し、船員の確保状況についての質問もあった。それに対し、有馬氏は、現在9名の船員が働いており、通常運航のためには11名体制が望ましいとの見解を示した。

さらに、一般会計補正予算が提案された。市長の藤井律子氏は、補正予算の総額が821億156万9,000円となること、この予算は主に災害復旧などの緊急を要する経費が含まれていると説明した。議案の中には、幼稚園の廃止や使用料条例の改正も含まれ、市民生活に直接影響を与える内容が多く見受けられた。

特に幼稚園の廃止に関しては、仲西徹君が今後の活用方法について言及しており、全庁的な視点での検討が行われることが期待されている。また、バルク関係の埋立てについても環境への影響が懸念されており、その審議を今後どう進めるかが課題であるとされている。

最後に、全議案についてはそれぞれの常任委員会へ付託され、次回の本会議は12月3日に開催される予定である。オンラインによる傍聴や発言も行われるなど、新型コロナウイルス対策がなされている中、今後の議論が注目される。

議会開催日
議会名令和2年第10回周南市議会定例会
議事録
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