令和3年6月23日、周南市議会は全員協議会を行った。
今回の議題は監査委員の選出であり、投票により候補者を決定する形となった。議長の青木義雄議員は、監査委員選出の手続きを説明し、異議がないことを確認した上で、議場を閉鎖し投票を実施した。
出席した30名の議員に投票用紙が配布され、単記無記名で行われた。投票の結果、岩田淳司議員が23票を獲得し、監査委員として市長に推薦されることが決定した。その他の候補者は福田吏江子議員と渡辺君枝議員で、それぞれ3票を得た。無効票は1票であり、有効投票は29票だった。
青木議長は、投票結果を受けて岩田議員の推薦を発表し、全員協議会は終了した。今回の選出過程は、議会の透明性を確保するためのもので、その重要性が再確認された。市民への説明責任を果たすため、監査委員の役割が期待される。また、議会運営においても、意見集約の重要性が強調された。
この協議会は、議事の透明性を高め、議会の役割をより強化することが目的である。出席議員全員の参加による投票は、周南市議会の健全な運営を示すものとして意義があると言える。