令和2年第1回周南市議会臨時会が、令和2年1月30日に開催された。
本日は、会議録署名議員の指名から始まり、会期の決定が行われ、会期は本日1日間と認められた。
続いて、議会報告第1号及び第2号において、例月現金出納検査の結果が報告された後、教育福祉委員会の中間報告が行われた。
教育福祉委員会では、「健康づくりに関する調査」の結果が発表され、政治的な目標が示された。教育福祉委員長の井本義朗氏は、「市民一人ひとりがいきいきと健康に暮らせるまち周南」を目指すと述べ、計画の策定が重要であることを強調した。
自殺対策基本法の改正を受け、健康づくり計画、自殺対策計画、食育推進計画の統合が提案され、これが市民の心身の健康を守る施策となる重要性が強調された。計画は、令和2年度から令和11年度までの10年であり、中間評価を令和6年度にも行う。
その後、中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告が行われた。委員長の田中和末氏は、「まちの資源を活かした、誰もが主役となれるまち」をテーマに、商業施設の充実や医療・福祉・教育の充実が求められていると述べた。
中心市街地における目指すべき都市像について、目標指標に基づく具体的な施策の重要性が強調された。特に、動物園や美術博物館などとの連携といった文化的な要素を取り入れることで、地域の魅力を高める計画が進行中である。
議案第1号及び第2号については、市長の藤井律子氏がそれぞれの提案理由を説明した。議案第1号は周南市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議案第2号は小学校の空調設備整備事業に関するもので、いずれも議会での審議を経て全会一致で可決された。
特に議案第2号では、空調設備の整備が市内の小学校における新たな学びの環境づくりに寄与すると期待されている。市内業者の利活用も力強く推進する方針が打ち出され、地元企業との連携が評価されている。