令和4年度周南市議会定例会議が開催され、新年度の予算や各議案が審議されました。
特に注目されるのは、令和4年度一般会計予算です。620億を超える規模で、前年度比9.1%の増加が見込まれています。
市税収入は大きく伸びる見込みですが、コロナ禍の影響もあり注意が必要です。
藤井律子市長は、予算案の中で "市民のために働く"ことを強調。子育て支援や通学路の安全対策を優先課題として挙げています。
特に注目すべきは、子どもに関連する施策です。新たに子供食堂や子供の居場所づくりに対する予算が計上され、社 会全体で子供を支える姿勢が見えます。
また、浄化センターでの消化ガス発電事業も新たな取り組みとして報告されました。市はこの事業で持続可能な社会づくりを目指しています。この発電によって生み出される電力が市の財政にも寄与することが期待されます。
環境建設委員会では、野犬対策の進捗状況が報告されました。昨年度は野犬の捕獲数が減少傾向にありますが、依然として市民の生活に影響を与える問題であり、引き続きの対策が必要です。
福田健吾議員と福田文治議員の会議録署名議員が指名され、議事の進行がスムーズに行われました。
議会では様々な意見が飛び交い、特に公立大学法人周南公立大学設立に関する議案に対する賛否が分かれました。これに関しては市民からも多くの意見が寄せられており、引き続きの議論が求められています。