令和元年第６回周南市議会臨時会が開催され、多岐にわたる議題が提出された。
本日の会議では、はじめに会議録署名議員として井本義朗議員と岩田淳司議員が指名された。その後、会期の決定が行われ、今臨時会の会期は本日１日間と正式に決まった。
続いて、諸般の報告が行われ、特に報告第１３号と第１４号の損害賠償についての専決処分が焦点となった。建設部長の中村一幸氏は、平成３０年９月に発生した市道倫理線での物損事故について、過失割合が市と相手で均等であったため、賠償額は7452円と定め、この金額は道路賠償責任保険で補填されることが報告された。
また、教育部長の久行竜二氏は、須々万中学校での運動会後の事故において、過失が市側に100%あったため、賠償額49,907円が設定されたことを報告し、今回の事故は教育上の反省材料とする方針を示した。
さらに、企画総務委員会や環境建設委員会の中間報告も行われた。特に、鹿野総合支所施設整備に関する調査や古川跨線橋の大規模更新事業についての詳細な報告があり、これに対する質疑も丁寧に行われた。議案第１２２号及び第１２３号についても提案が行われ、議会ではこれらの内容についても詳しく質疑が進んだ。
市長の藤井律子氏は、スーパー銀南の出店時に交付された補助金について、閉店理由が自然災害に起因することから、補助金の返還を求めないとの方針を示した。これは市民への影響や経済への配慮が大きいことから、多くの議員から賛同が得られ、今後の町の活性化策の整備が求められる重要な決定である。