令和2年6月23日、周南市議会は第5回定例会を開会した。
この定例会では新たに議長として青木義雄議員が当選し、議会の運営を担うこととなった。青木議長は、議会の進化をテーマに掲げ、さらなる取り組みを推進したい考えを示した。副議長には福田健吾議員が選出された。
青木議長は就任に際し、「全国市議会議長会フォーラムでの周南市議会の取り組みが先進的であると評価されたことを誇りに思う」と述べ、その成果を引き継ぎながら議会の運営に取り組む意向を強調した。また、議員定数の見直しや新型コロナウイルスの影響に対する議会の役割についても言及し、委員会の設置を提案した。
議員提出議案第3号、周南市議会委員会条例の一部改正については、会派構成の変更に伴い、議会だより編集委員の定数を8人から7人に削減する内容で承認を受けた。議員提出議案第4号では、中心市街地活性化対策特別委員会の設置が提案され、調査・研究活動を行うことが決定された。
さらに、第5号の議案、徳山大学の公立化に関する調査特別委員会も設立される運びとなった。これらの特別委員会は、現在の社会情勢に適合した施策を検討するための重要なステップとみられている。
本会議では次に、周南地区衛生施設組合議会、周陽環境整備組合、玖西環境衛生組合など、各種組合の議員選挙が行われ、指定した議員が当選を果たした。これにより、議会の組織構成が整備され、円滑な運営が期待される。
最後に、議案第60号は、新型コロナウイルス感染症対策として、一般会計の補正予算に対する提案が行われ、さらなる市民支援策の見直しが図られる見通しである。議会は、地域経済の復活と市民生活の安定に向けて、継続して取り組む方針を確認した。
次回は6月24日午前9時30分から再開予定である。