令和3年第4回周南市議会定例会が行われ、様々な議案が審議された。
特に、議案第54号では周南市固定資産評価審査委員会委員の選任が提案された。市長の藤井律子氏がこの件に関して説明し、12人の再任が議会に求められている。議会ではこれに異議がないことが確認された。次いで議案第55号が、周南市公平委員会委員の選任について審議された。この委員会の任期が満了する中、中坪清氏の再任が求められたが、こちらも異議なしとされ、迅速な決定がなされた。
重要な議題として、議案第56号の周南市教育委員会委員の任命が挙げられる。松田敬子氏の後任として吉本妙子氏が提案され、議論の余地なく全会一致で決議された。このように、教育委員会の人事についてもスムーズに議論が進んだ。
また、議案第57号から第64号までの報告もあった。特に議案第57号においては、令和3年度周南市国民宿舎特別会計補正予算に関する議論が行われた。予算決算委員長の佐々木照彦議員によると、令和2年度の収入不足を補う形で、歳出の充用金が計上された。見込みとして、主にコロナ禍による影響が挙げられた。特に湯野荘の利用者数が大幅に減少しており、対策が急がれるとの声が上がった。
なお、地域経済における様々な課題も指摘された。議員たちは、各業界の声を上拾い、より幅広い支援と迅速な対処が必要であるとの意見で一致した。特に観光業が厳しい状況にあるため、さらなるこちらの支援が求められている。