令和3年第3回周南市議会臨時会が開催され、重要な報告や提案が議論されました。特にボートレース事業や中心市街地活性化、そして徳山大学の公立化が焦点となりました。
議会では、ボートレース事業に関する企画総務委員会の中間報告が行われ、ボートおよびモーターの整備管理に関する契約が決定したことが明らかになりました。企画総務委員長の清水芳将氏は、「競走用ボートとモーターの整備を一括業務委託することが決定した」と述べ、契約相手は株式会社オペレーションサービスであり、5年間の契約に総額約4億9,500万円が必要とのことです。
中心市街地活性化対策特別委員会の中間報告でも、徳山駅前地区の再開発計画について詳細な説明がありました。委員長の福田文治氏は、再開発基本計画に沿って「地域の課題に対処する魅力的な土地利用を図っていきたい」との意気込みを示しました。市民からの反応も期待されている中、再開発の進行状況に関して注目が集まっています。
さらに、徳山大学の公立化に関しても活発な議論が交わされました。徳山大学公立化に関する調査特別委員長の小林雄二氏は、「公立化のメリットや地域への貢献を強調しながら、今後の方向性を整理していく」と発言しました。新学部の設置や地域連携の強化が期待されており、公立化に向けた準備が進められています。
本日の議論は、周南市が直面する現実的な課題に対して具体的な解決策を見出そうというものでありました。これに対し、出席した議員は必要な諸要素に対する質疑を行い、今後の方針について建設的な意見交換がされました。市長の藤井律子氏も出席し、それぞれの施策について理解を求め、自らの考えを示しました。市の将来を見据えた重要な話し合いが、多くの方々の関心を集めています。