令和2年3月19日に、令和2年3月小矢部市議会定例会が開催された。
本日の議会では、令和2年度小矢部市一般会計予算など、重要な議案が複数審議された。
この中で、予算特別委員会の廃止についても言及された。
議長の福島正力氏は、出席議員が16名に達していることを報告し、議会の成立を確認した。
予算特別委員長の山室秀隆氏は、委員会が行った慎重な審査結果を報告した。
令和2年度の予算案件7件のうち、3件は賛成多数で可決され、特に国民健康保険事業特別会計予算と後期高齢者医療事業特別会計予算についても、原案通りの可決となった。
山室氏は、財政の健全化や市民サービスの向上についての意見も述べ、特に新型コロナウイルス対策の実践を呼びかけた。
議論の中では、16番の砂田喜昭氏が予算案に対して反対の意見を表明した。
その理由として、財政危機が公共施設の統廃合政策に起因している点や、公共事業が市民サービスの低下につながる可能性を指摘した。
また、福祉行政においては、削減された補助金が市民に直接影響すると強調した。
一方、議案に賛成する9番の藤本雅明氏は、令和2年度予算が地域の発展に寄与することを期待し、さらなる魅力向上を目指すと述べた。
議案第1号から第32号まで一括採決が行われ、全て原案どおり可決されることが確認された。
議長は次に、同意第1号の小矢部市公平委員会委員の選任同意についても採決した。
議員派遣の件に関しても異議なく決定され、閉会中の継続審査事項についても各委員長からの申し出が認められた。
これらの議案は、地域の課題解決や市民生活の向上に向け、重要な役割を果たすと期待される。
本日をもって、議会は全ての審議を終了し、閉会となった。