令和6年4月26日、射水市議会臨時会が開催され、重要な議案が討議された。
本会議では、会期を本日1日とすることが決定した。議長の中村文隆氏は、日程に沿って進行し、順調な運営が行われた。
市長の夏野元志氏が提出した議案第42号から第44号及び報告第4号、報告第5号についての提案理由を説明した。
夏野市長は、最近の自然災害による影響を受けた水道事業及び下水道事業に関する補正予算を提案し、総額で11億656万4,000円の補正が必要であると述べた。これは、能登半島地震による被害に対応するものだ。
質疑応答の場では、議員からの質問はなく、そのまま質疑が終結した。議案は各委員会に付託され、加盟議員らの査定が行われた。具体的には、議案第42号では、水道管の支障移転に伴う費用が増額されるとの内容だ。さらに、議案第43号では下水道事業における修繕費が増額され、両方とも災害復旧と関連している。
さらに、議案第44号は射水市立片口小学校プール改築工事の請負契約について、額面は2億3,375万円を見込んでいる。この契約は時宜を得たものであり、教育環境の改善を図る一環として位置付けられている。
いずれの議案についても、全会一致で可決された。市議会は次のステップとして、予算に関する具体的な施策を実施することとなる。その後、議会の閉会が宣告され、午後2時44分に終了した。議長の中村氏は議員及び関係者に感謝の意を表した。今後の行政の動向が、地域住民にとってどのように良い影響を及ぼすか注目される。