令和5年9月8日、小矢部市議会定例会が開かれた。議題には一般会計補正予算や水道事業会計、そして一般会計の決算に関する議案が含まれ、注目が集まった。
市長の桜井森夫氏は冒頭、蟹谷中学校女子ホッケー部の準優勝を称え、地域のスポーツ振興の重要性を強調した。市民に感動を与えた成果に対する感謝の意を表明し、ホッケー競技のさらなる発展を望むと述べた。
議案第47号では、一般会計補正予算が提案された。歳入と歳出にそれぞれ37,103万円を追加し、総額149億4196万2000円に達することが示された。各款における増額内容も明らかにされ、民生費や衛生費の具体的な増額が含まれていた。
具体的には、総務費は2億5336万円の増額、民生費は1495万2000円の増額、また衛生費は5444万5000円の増額が示された。これによって、地域の福祉や環境衛生対策が一層強化される見込みだ。
また、報告第4号、5号では健全化判断比率および資金不足比率の報告が行われ、財政の状況が示された。この報告も地方公共団体の財政健全化に寄与する重要なものである。
次回は9月14日に再開され、議案調査のため9月11日から13日が休会となる。今後も市民と連携した安全で安心なまちづくりに向けた取り組みが期待される。