令和3年2月22日、小矢部市議会臨時会が開かれ、さまざまな議案が審議された。
出席議員数は16名と定足数に達しており、議会は成立している。
議長の藤本雅明氏は、会期を本1日と定めたことを確認した。
会議では、令和2年度小矢部市一般会計補正予算(第13号)や財産の取得に関する議案が審理され、特にコロナ禍における市民支援が重点的に取り上げられた。
市長の桜井森夫氏は、新型コロナウイルスの影響を受けた市民への支援として、ひとり親世帯への給付金を含む補正予算の概要を説明した。
この支援策は、ひとり親家庭を支援するために1世帯あたり3万円の給付を提案しているという。
さらに、新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備に関する経費も予算に含まれている。
桜井市長は、接種実施に向けた体制を整備し、市民が速やかに接種できるよう努力する意向を表明した。
また、承認第1号から第4号までの専決処分事項についても報告され、全議案が原案どおり可決された。
議会では、すでに発生した高病原性鳥インフルエンザや、新型コロナウイルスの影響に関する市の対応が強調された。
市役所は、県や関係機関との連携強化を継続し、万全な防疫措置を講じるとした。
市長は、正確な情報に基づいた冷静な行動を市民に呼びかけ、風評防止に協力を求めた。
議会終盤に、全議案は賛成多数で可決され、藤本議長が会議を閉じた。