令和6年2月20日、小矢部市議会第2回臨時会が開かれ、主要な議題が審議された。特に、一般会計補正予算の提案については、市長の説明が中心となり、大きな関心を集めている。
市長の桜井森夫氏は、昨年発生した地震の影響に言及し、被災者への支援に関する予算案について説明を行った。補正予算の総額は約2億4342万円であり、主に災害救助事業費や商工業振興対策費、さらに予備費の増額が含まれていることが明示された。
具体的には、民生費の増額として2億1742万円が計上されており、これにより被災者への支援を強化し、迅速な生活再建を図る意向を示した。特に、市長は、「被災された皆様方に対して心から寄り添い、一日も早く生活再建に向けた支援に取り組む」と強調した。
また、質疑応答の時間は設けられず、この議案は迅速に進行した。議長の山室秀隆氏は、議案の処理に際して特に異議もなく、全議員の賛成により可決された。
さらに、承認第2号については、除雪対策費の増額に伴うもので、こちらも大きな問題なく承認された。議長は、討論の必要がない旨を通知し、審議はスムーズに進められたことが特徴的であった。
会議は午後4時8分に閉会し、すべての議事を終了した。議長は、出席議員に感謝し、「本日はお疲れさまでした」と締めくくった。今後、小矢部市では被災者支援策が更に進展することが期待される。