令和2年12月17日に小矢部市議会の定例会が開催された。
この会議では、令和2年度小矢部市一般会計補正予算(第8号)や公平委員会委員の選任同意についての議案が審議された。
市長の桜井森夫氏は、議案第73号について、補正予算の内容を説明した。ひとり親世帯への支援として、特別給付金の再支給を行うことが主な目的である。新型コロナウイルスの影響を受けた世帯を支えるため、919万2,000円を追加し、予算総額は182億1,239万9,000円となる。
さらに、この決議は全議員による全会一致で可決された。また、同意第27号についても議論が行われ、松永千鶴子氏の選任が全員一致で可決された。議長の藤本雅明君は、出席議員16名の確認を行い、会議の成立を確認した。
また、総務産業建設常任委員会の山室秀隆委員長は、ギガスクール構想におけるICT支援員の早期確保や、ふるさと納税の増加を図るための広報強化について意見を述べた。これに加えて、小矢部市の避難所運営マニュアルの改訂や財政平準化についての取り組みも提案され、議会での意見交換が行われた。
この日程では、改正された諸案件全体が審議され、他の6件も原案通り可決された。議会では、各委員長の報告に基づき、予算案の議決が済んだことを報告し、会議は閉会に至った。今後の課題として、新型コロナ対応の強化や財政の持続可能な運営が求められている。