令和2年9月2日、あいにくの曇り空の中、小矢部市議会定例会が開かれた。
午前10時、福島正力議長が開会を宣言し、会議がスタートする。出席議員は16名で、定足数に達していることが確認され、会議の成立が認められる。
会期については、17日間の設定が発表され、異議なしとして決定された。継続審査事項の報告があり、各委員長からの調査報告が配布された。
続いて永年勤続議員の表彰が行われた。表彰を受けたのは、福島正力氏、白井中氏、藤本雅明氏、吉田康弘氏、義浦英昭氏の5名。福島議長からは、功績を称える言葉が送られた。受賞議員一人ひとりが、表彰状と記念品を受け取る場面に、会場は祝福の雰囲気に包まれた。
その後、福島正力議長の議長辞職が許可される。辞職願が事務局から朗読され、異議なしとの声が上がった。この後、福島議長は退任の挨拶を行った。彼は「皆さんの温かいご支援の下、無事に議長職を果たすことができた」と述べた。また、「これからも市政の向上に尽力していく」と決意を新たにした。
次に、副議長の選出が行われ、藤本雅明氏が新議長に選出された。藤本議長は、当選挨拶で「市民が安心して暮らせるまちを作るために全力を尽くす」と述べた。
次に、副議長には加藤幸雄氏が選ばれ、彼も新たな役職に就くことになった。加藤氏は、「幅広い支援を求めつつ、地域課題に真摯に取り組んでいく」と引き締まった表情で挨拶した。
会議は引き続き、常任委員の所属変更や議会運営委員の辞職、選任の議題に移る。ここでは提出された辞職願が認められ、新たな委員が選任される様子は、議会運営の円滑さを物語るものだった。
最後に、選挙が行われ、さまざまな議会議員の選出が告知されるなど、今後の活躍が期待される240分間の会議が終了した。議会は未だ多くの課題を抱えているものの、今後の活動の進展に期待が集まる。