令和5年9月の小矢部市議会定例会が開催された。
議長に就任した山室秀隆氏は、議員各位の支持への感謝を示し、市政の進展を目指すと述べた。その中で、原油価格や物価高騰により厳しい状況が続く中、迅速かつ的確な施策推進を強調した。
特に、交通観光特別委員会の中間報告では、市営バス再編計画の実施と市民アンケートの実施について報告された。これらは来年度に向けて市民の意見を取り入れる狙いがある。さらに、観光資源のブラッシュアップや地域公共交通計画の策定についても言及された。
議題には議長と副議長の選挙も含まれており、山室秀隆氏が新議長に当選し、加藤幸雄氏が副議長に選任された。新たに就任した二人は、市民と議会との信頼関係構築に努める意向を表明した。
また、交通観光特別委員会では、観光施策の現状と課題を検討することが報告され、市内の観光施設の活性化を目指して条例の見直しが提案された。これらの施策は市政の持続可能な発展に貢献するだろう。
定例会は、今後の議事進行に向けて重要な決定を行った。その後の休会後には新たな課題となる予算の策定に向けての議論が期待される。議会の役割がますます重要視される中、市民のニーズに応える施策の実施が求められている。