令和4年12月9日、小矢部市議会は定例会を開催した。議会は、会期を14日間に決定し、今後の計画について意見を交わす重要な場となった。特に、令和3年度の決算認定に関する議案が審議され、深い関心が寄せられた。
本日の議事では、最初に会議録署名議員の指名が行われ、加藤幸雄氏と吉田康弘氏が指定された。続けて議長の義浦英昭氏が、会期は12月9日から12月22日までの14日間であると報告した。これに異議はなかった。
継続審査事項として、9月定例会での所管事務の調査報告が提出された。義浦議長は、監査委員から提出された例月出納検査の報告についても触れた。これに続いて、砺波地方衛生施設組合議会議員および富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が行われ、桜井森夫市長が指名された。
また、令和3年度小矢部市水道事業会計剰余金処分の議案が取り上げられ、全会一致で可決されることとなった。この議案に対し、決算特別委員長の加藤幸雄氏は、決算は適正であり、効率的な執行がなされていると報告した。
上田由美子氏からは、認定第1号および第3号に対し強い疑念が示された。彼女は、教育環境の悪化や子育て支援の不足について懸念を表明し、後期高齢者医療制度への批判を展開した。
対して、義浦議長は質疑が存在しないことを宣言し、討論を終了させた。続いて行われた採決では、議案第37号が原案通りに可決され、3件の認定이確認された。
決算特別委員会の廃止も議題に上り、異議なく承認された。この後、令和4年度の一般会計補正予算についても多くの意見が出され、特に新型コロナウイルス感染症への対応が重要視された。桜井市長は、財政状況の厳しさを認識しつつ、次年度の予算案に向けての取り組みについて述べた。
市長は、特に交通体系の改善や企業誘致、人口減少対策などを重点に、効率的な財政運営を目指す考えを示した。市民の声を反映させる姿勢を強調し、全力で市政に邁進すると述べた。