令和5年9月の小矢部市議会定例会が開催され、重要な議案が審議された。
本会議では、議案第47号から第51号までの補正予算に関する提案が含まれ、主要な結論が導かれた。これらの議案はすべて可決され、特に一般会計補正予算の増額は注目を集めた。
民生文教常任委員会の委員長である谷口巧氏は、議案第47号の可決結果を報告した。歳出の増加の内訳には、民生費が1,495万2,000円、衛生費が5,444万5,000円の増加が含まれると説明した。また、文化スポーツセンター条例の一部改正についても、多数の賛成を得て可決される運びとなった。
上田由美子氏は、倶利伽羅源平の郷埴生口条例及び小矢部市文化スポーツセンター条例の改正に対する反対討論を行った。上田氏は、倶利伽羅源平の郷埴生口が市の観光にとって重要な役割を担っているとし、開館日の変更が観光客の減少につながる恐れがあると警鐘を鳴らした。
この他、同意第25号の小矢部市監査委員の選任や、同意第26号の教育委員会委員の任命についても議論された。市長の桜井森夫氏は、新たな監査委員として吉田康弘氏の選任を希望する旨を述べ、慎重な審議を求めた。その後、すべての提出された議案は賛成多数で可決された。
閉会に際し、議長の山室秀隆氏は定例会の円滑な運営を謝意を表明した。また、閉会中の継続審査の提案も承認され、今後の議会運営において市民の声を反映させることが求められる。