令和3年3月5日、小矢部市議会では定例会が開かれ、重要な議題が討議された。
特に、令和3年度一般会計予算の提案が中心であった。市長の桜井森夫氏は、今回の予算案について詳細に説明を行った。
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、市政運営においては市民との対話を重視していると強調。具体的には、テレワーク移住促進に向けた施策を打ち出し、全国に向けた広報を行う意向を示した。
市長は市民が「小矢部市に住んで良かった」と感じるための取り組みを強調し、特に子育て支援の充実を図る方針を述べた。これには、視力検査機器の導入や子育て支援アプリの提供が含まれ、今後の施策に期待が寄せられている。
また、予算規模としては、一般会計が131億4,500万円、総額では218億4,404万円に達すると説明。これは前年比で2.7%の減少となっている。
議会は16名の議員が出席し、会期を本日から3月23日までの19日間と決定した。予算の審議を深めるために予算特別委員会の設置も行われ、15名が選任されるなど、議会の運営は円滑に進んでいる。
この日の会議での議論は、新型コロナウイルスや地方創生に向けた多様なテーマが取り上げられ、今後の市政運営に大きな影響を及ぼすことが予想される。議会は、次回の本会議を3月11日に再開する運びとなっている。