令和5年6月23日に開催された小矢部市議会は、重要な議題について深い議論を展開した。
まず、令和5年度の一般会計補正予算案に関して、議員たちが問答を交わした。
特に、補正予算案の規模や内容について、予算の用途とその影響について様々な意見が出された。
「予算の使途を明確にし、市民への説明責任を果たすべきだと」「十分な議論を経て承認したい」との声が上がった。
次に、請願第1号についての議論が行われた。
こちらの請願は、「日本政府に、核兵器禁止条約加入の準備を開始し、締約国会議にオブザーバー参加を求める意見書」の採択を求める内容である。
議長の義浦英昭氏は、この請願に関し、「この問題への関心が高まっている中で、市としても真剣に検討する必要がある」と述べた。
また、上田由美子氏は、障害者の通勤交通手段に関する質問をし、民生部長の野沢弘一氏が、障害者支援制度についての補助金制度を説明した。
その中で、「交通の利便性向上は、障害者の社会参加に直結する」と強調した。
「健全な社会を築くためには、支持が必要」と訴えた。
いじめの問題についても議論された。藤本雅明氏は、いじめ認知件数が過去5年間で増加している現状を指摘し、「根本的な対策が必要である」と強調した。
教育長の栢元剛氏は、道徳教育と体験活動の充実を図る施策を紹介し、「子どもたちが安心して学校生活を送るため努力している」と応じた。
さらに、地域移行モデル事業についても関心が寄せられ、運営の向上に向けた課題を振り返る意見が続出。
教育長は、「協力的な環境を整えることが大事で、具体的な取り組みも念頭に置いている」と話した。
最後に、健康寿命伸延施策についての取り組みを共有し、「市民一人一人が健康でいることが、地域の活力向上につながる」と締めくくった。