令和元年6月、小矢部市議会の定例会が開催された。
この会議では、重要な議案や報告が審議され、市民生活に影響を与える決議が期待されている。
最初に、議長の福島正力氏が開会の挨拶を行い、出席した全議員が会議に参加していることを報告した。
出席議員は16名である。
会期は本日から6月27日までの14日間に決定された。この決定は、全議員の賛成によって承認された。
次に、議案に関する提案がなされた。
市長である桜井森夫氏は、令和元年度小矢部市一般会計補正予算について説明を行った。
この補正予算の額は歳入歳出共に約7億9千万円で、市の運営に必要な多くの施策を支えるものである。
桜井市長は、特に定住支援課の新設について言及した。
若年層の人口流出が市の成長にとっての課題であり、新たな施策が求められている背景に注意を促した。
市長は「人口対策を最重要課題として捉え、施策に取り組む」と強調した。
また、第7次総合計画の実施状況についても触れた。この計画は、今後の10年間の指針として機能し、市民に「魅力・安心・充実」を提供することを目的としている。
新図書館のオープンなど、市の発展に寄与するプロジェクトにも期待がかかる。
最終的に、報告第1号から第3号に関しても説明がなされ、昨年度の繰越計算書についての承認が求められた。
議会が円滑に進行するためには、これらの報告の承認が重要である。
今後の議会でも各層の意見を尊重しつつ、小矢部市の発展に向けて取り組んでいく姿勢が伺える。
6月17日から19日の期間は議案調査のために休会となり、再開は20日午前10時からとされている。議長は、すべての議事を終了し、散会を宣言した。