令和2年9月18日、小矢部市議会は定例会を開催し、重要な議案が審議された。
本会議では、令和2年度小矢部市一般会計の補正予算案や新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政への提言が際立って議論される。
委員長報告によると、議案第47号では民生費の増額が必要とされ、特に教育費に対する4,772.5万円の増額が認められた。
民生文教常任委員会委員長の吉田康弘氏は、今後の感染拡大に備えた支援策の強化を訴えた。
請願第1号、米価下落の阻止に関する要望は、反対意見が示されたが、賛成者も多く、特に砂田喜昭議員は国の責任を問う重要性を強調した。
この請願は、不採択となったが、議論の中で意見の対立が見受けられ、重要な問題が顕在化した。
また、議員提出の意見書が可決され、地方の財源確保が求められた。
提案者の沼田信良氏は、厳しい財政状況を指摘し、国に対する強い要望を表明した。
閉会中の継続審査についても、各委員会から申し出があり、これが受理された。
最終的に、令和2年度一般会計補正予算の可決や、教育委員会の委員任命同意などが行われた。
議会は今後も市民の生活支援を重視し、持続可能な財政運営を確保しなければならないとの認識が深まった。