令和6年2月6日に小矢部市で臨時市議会が開催された。
議会では、令和5年度の水道及び下水道事業に関する補正予算が議題に上がった。市長の桜井森夫氏が、地震災害への対応として、新たに設置された支援本部の設立についても説明した。
市長は、能登半島地震のメンバーが一カ月戻り、日常生活への復旧の進展を強調した。その上で、被災者支援を継続する必要があると述べた。特に、災害応急対策の終了と共に、生活再建の支援へ注力する考えを示した。
本臨時会では、議案第2号として水道事業の補正予算4,000万円の増額が提案された。これにより、資本的収入は総額2億6,768万円、資本的支出は5億7,223万円となる見込みである。加えて、議案第3号は下水道事業の補正予算7,400万円の増額が計上され、収益的支出は13億6,255万円へと推移する。
補正はまた、災害復旧に伴う資本的収入の増額と、資本的支出の合計23億8,964万円への膨らみを見込んでいる。議案は質疑なしで審議し、全議員の賛成により可決された。議長の山室秀隆氏は、議会が定足数を満たしていることを報告した。
会議を通じて、全ての案件は順調に処理され、山室議長により閉会する運びとなった。