令和2年11月、小矢部市議会臨時会が開催された。
議事の進行は、議長の藤本雅明氏が担当した。本日の出席議員は16名であり、定足数が確認されたため、会議は成立した。日程には、第1に会議録署名議員の指名、第2に会期の決定、第3に議案第53号から議案第56号までの審議が設定されている。
まず、会議録署名議員として沼田信良氏と砂田喜昭氏が指名され、次に本臨時会の会期は本日1日と決定された。議案第53号では、小矢部市議会議員の議員報酬に関する条例改正が議題に上がり、事務方からの説明が行われた。
市長の桜井森夫氏は提案理由を説明し、議案第53号は議員の報酬や期末手当に関する改正案であり、令和2年度人事院勧告に基づいていると述べた。続く議案第54号においても同様の改正が提案され、特に職員及び特定任期付職員の給与に関し、人事院勧告に準ずる形での改正が必要とされていると強調した。
工事請負契約に関する議案第55号では、ケーブルテレビの光ファイバ整備工事に関して、契約金額が7億950万円と定められ、業者との契約締結が提案された。また、議案第56号では小矢部ホッケー場の人工芝改修工事に関し、契約金額の変更が審議された。
質疑の時間は設けられたが、通告はなく、質疑なしと認められた。討論も同様に行われず、採決に移行された。議案第53号から第55号については全員賛成で可決され、議案第56号も原案の通り可決された。
すべての議案の審議が終了し、会議は約9分後に閉会された。今後も小矢部市の発展に向けて、各議員の協力が求められている。