令和6年3月19日、射水市議会は定例会を開会して、一次予算案やさまざまな議案について審議を行った。
議案の中で最も注目されたのは、令和6年度射水市一般会計予算であり、410億9,200万円の予算額は前年度比7.1%の増加となる。市長の夏野元志氏はこの予算に関し、被災者支援や公共インフラの復旧を最優先課題に掲げていると述べた。特に、令和6年能登半島地震からの復興に向けた取り組みが重要であると強調した。
また、国民健康保険事業特別会計予算では、76億1,566万9,000円の歳入歳出が予定されており、市民に対する医療費の安定供給が目的であると説明された。後期高齢者医療事業についても、26億3,034万円の予算を確保し、地域医療の充実が図られる。
議会においては、多くの議案が全会一致で可決されたが、その中には議員提出の意見書も含まれている。特に、厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書は地方議会議員の将来においても重要な要素であり、多様な人材確保の観点からも意義があるとされている。
質疑の中では、反対意見も存在した。日本共産党の根木武良氏は、令和6年政府予算が高齢者や医療の負担を増やすものになるとの懸念を表明した。これに対し、市長は資源の適切な配分により市民サービスの向上へ取り組む姿勢を示した。
市長は「市民生活の充実が我々の最優先事項であり、これからもその姿勢を崩さない」と述べ、会議を締めくくった。議会閉会にあたって市長は、各議員へ感謝の意を示し、今後の取り組みへの協力を求めた。