令和元年6月射水市議会の定例会は、様々な議題を通じて、市民サービス向上や地域活性化につながる取り組みが議論された。
特に、射水市職員の働き方改革については、長時間労働の是正や職員の健康を考慮した取り組みが進められていることが強調された。市では、水曜日をリフレッシュデーと定め、職員の早期退庁を奨励しているが、今後も様々な施策を通じて生産性の向上を目指すと述べた。
また、多世代同居支援事業に関する報告もなされた。三世代同居や近居を促進するための補助制度は年々利用者が増加しており、地域コミュニティの維持や活性化に寄与することが期待されている。この流れを踏まえ、さらなる支援策の強化が求められた。
さらに、海老江海浜公園周辺の水辺空間の充実に関する提案も行われた。投資を行うことで、地域の交流を促進し、観光客を呼び込む新たな施設を整備する計画が紹介され、期待が寄せられた。
最後に、健康増進法の改正を受け、市が管理する施設等の受動喫煙対策についても触れられた。市内の飲食店や公共施設での受動喫煙防止のための周知を強化し、市民の健康を守る取り組みを進める必要性が強調された。
議会では、また、農業のスマート化への取り組みや、農業基盤強化に向けた制度の活用についても触れられた。特に、制度における課題を解決するための市からの取り組みが必要であるとの意見が上がった。