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射水市議会、経営成績向上に向けた水道事業を重視

射水市議会は、決算特別委員会報告を基に水道事業の経営成績向上を重視。多数の議案を可決した。
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令和元年12月20日、射水市議会は定例会を開催し、様々な議題が取り上げられた。

この日の会議では、委員長報告として多数の議案について質疑と討論が行われ、特に平成30年度射水市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について具体的な検討がされた。決算特別委員会の中村文隆決算特別委員長は、歳入と歳出の経過と結果を報告し、「歳入総額は414億1千万円、歳出総額は402億6千万円であり、実質収支は9億4千万円の黒字となった。」と述べ、その上で運営に関するいくつかの要望を提起した。特に指定管理者の適切な指導監督と情報の共有、及び市税の収納率向上に向けた取り組みが重要であるとの指摘があり、高い評価がされている。

また、各委員からは水道料金の値下げ提案も見られた。日本共産党の根木武良議員は、上下水道事業の純利益の側面から、「市民負担を軽減するために料金の見直しをする時期ではないか」と発言し、その影響を考慮した改善提案を行った。これに対し、他の委員からは、市の健全な財政基盤の維持が優先されるべきとの意見も出た。

議案に対する採決も行われ、平成30年度射水市水道事業会計未処分利益剰余金の処分議案など、複数の議案が賛成多数で可決されたことが報告された。特に水道事業会計については、全体の経営成績や経営基盤の強化策が求められており、効率的な事業運営が議論された。

教育委員会委員や公平委員会委員についての同意も求められ、村上葉子氏の教育委員会委員への任命、鈴木敬子氏の公平委員会委員への再任が可決された。市長の夏野元志氏は、両名が市政運営において重要な役割を果たすことを期待すると述べ、この点は議員から高く評価された。

その他、議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続審査についても議長から提案があり、この申し出は全ての委員から異議なく承認された。今後の市政運営に向けて、多岐にわたる議論が続くことが望まれる。

議会開催日
議会名令和元年12月射水市議会定例会
議事録
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