令和４年３月射水市議会定例会が開会した。議長の山崎晋次氏は、当日の出席議員数が21名であり、定足数に達していることを確認した。
開会に先立ち、議長は新型コロナウイルス感染症について言及した。保健対策のため、議員はマスクを着用しての発言を求められた。
最初に日程に沿って、議会録署名議員として西元勇司氏、加治宏規氏、吉野省三氏が指名された。続いて、会期の決定が行われ、会期は本日から3月18日までの19日間と決定した。議長は、異議の声がなかったことに基づいて、会期の決定を確認した。
本会議の中心となる議案は、令和４年度予算案とその他の議案が含まれ、その提案理由について市長の夏野元志氏が説明した。提案に際し、夏野市長は新型コロナによる影響に注意が必要である旨を強調し、経済の持ち直しが求められる状況を説明した。
特に、市長は内閣府が発表した月例経済報告を引き合いに出し、景気が持ち直しつつも、新型コロナウイルスの影響は残っていると述べた。国は、景気下振れリスクに十分注意しつつ、経済の底割れを防ぐ施策を展開している。
さらに、射水市においても、感染対策を強化し、経済社会活動を維持しながら市民生活の支援に努める方針が示された。市長は、特に子育て世代への支援や教育の充実、地域経済の振興などに関する施策についても言及した。
このように、射水市の令和４年度予算案は、新型コロナウイルス感染症対策だけでなく、地域社会や教育、経済振興への具体的な取り組みが計画されていることが示された。また、地方創生にも力を入れ、若者や移住促進へつながる施策が展開される。市民に対しても、引き続き感染症予防対策の徹底が呼びかけられている。
議会は、次回の会議を3月4日に予定しており、議案質疑及び代表質問が行われる予定である。これを受け、本日の議事は終了し、休会に入ることが確認された。