令和4年9月1日、射水市議会が定例会を開会した。
議長の山崎晋次氏は、21名の出席議員を確認し、定足数に達したことを知らせた。新型コロナウイルス感染症の影響で、出席者はマスクを着用した。
この日程において、最初に会議録の署名議員を金賢志氏、瀧田孝吉氏、堀義治氏に指名した。
続いて、会期の決定が行われ、会議は9月22日までの22日間とすることが全会一致で承認された。
日程第3では、議案第40号から51号までの提案理由説明が行われた。
夏野元志市長はまず、7月に行われた全国中学校ヨット選手権大会で射北中学校が優勝したことを祝福した。その後、コロナの感染状況について述べ、県内では新規感染者数が増加傾向にあることを懸念した。
市長は、ワクチン接種の現状と国の対応についても言及し、今後の接種体制の整備に努めると強調した。また、最近の経済情勢に関しても触れ、景気の回復が期待される中、物価高騰に対する国の対応を注視する必要性を訴えた。
市長は、感染拡大防止と地域経済の回復に向けた施策を講じる意向を示し、総合計画の策定についても説明した。市民参画を重視し、意見を取り入れる姿勢が強調された。
また、女性活躍の推進と地域の魅力発信に関する取り組みが紹介された。キャリア講座や地域行事の開催などを通じて、地域の活性化を目指している。
加えて、プラスチック資源循環戦略が報告され、ごみ問題への取り組みが進められていることも伝えられた。また、農林水産業や商工業の振興策についても言及された。
最後に、夏野市長は、今回の定例会で提出した案の詳細報告を行い、議員に慎重審議を求めた。議事は全て終了し、次回の本会議は9月7日に予定される。